格差
今朝の新聞に、
国会で「ジニ指数」というのが問題にあがった、とあった。 要は国民の格差があるかないか、 貧富の差ってことらしい。 貧富の差があることが良いか悪いかといえば、 決して悪いことではないだろうと思う。 しかし・・・ そういえば、今週のダイアモンド誌にも同じ内容がありました。 こっちでは一歩踏み込んで 「教育格差」という内容の特集。 教育格差はあるに違いない。 だって、塾に習い事って毎日毎日通わせるわけでしょう? それぞれの月謝(って表現古い?)だけでもバカにならないし、 その上で、それに係わる諸費用があるわけだし。 それを本人がやりたいかどうかは別として、 経済的に本人の思い通りにやらせることが出来るかどうかは 全て親の経済力に懸かってくるわけで。 死んだ後の「相続」ではなく、子供に対する「投資」という形で 経済格差(貧富の差)は確実に存在すると思う。 さらに、教育格差によって 進学率⇒就職先と違いが出て、 その結果として子供自身の収入にも格差が発生する。 つまり、スタートラインで有利(裕福)だと そのままのリードを保って、むしろリードを広げて格差が起こる、というのだ。 この記事を読みながら思わず唸ってしまった。 習い事はとにかく 学校で充分な教育が受けられないという現状では、 その他の部分で補うしか学力を身に着ける場は無い。 学校でしか学んだことの無い私自身が 子供にそれを伝えることが出来るのか? また、それを継続投資していくだけの経済力が自分にあるのか? 考えれば考えるだけ不安になる。 「格差」が「格差」を生むこのスパイラルに直面するとなると 何とかしてあげたいと思うのは私ばかりではないはず・・・。
by masaboom
| 2006-01-26 23:00
| 家庭のこと
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